しめ縄を交換するか迷っている、しめ縄を購入したいけれど、どこで購入するのか、簡単に交換できるのか、心配な方がおられるかもしれません。
この記事では、しめ縄の購入場所や方法についてご紹介します。
しめ縄の購入は難しくありませんし、しめ縄を美しく保つことで、神社の雰囲気も清々しく気持ちの良い空間になるでしょう。
目次
しめ縄を美しく保つべき理由
神社の鳥居や拝殿、御神木や巨石など、神様のいる神聖な場所に、しめ縄は取り付けられてきました。しめ縄は、神聖な神世と私たちのいる俗世を隔てる役割や、邪悪なものが入ってこないようにする結界のような役割など、いくつかの意味があります。
お正月に家や神棚を掃除して、新しいしめ縄やしめ飾りで家を飾るように、神聖な場所だからこそ美しく整えたいですし、神様や参拝者の方にも心地よい空間ですごしていただきたいですよね。
しかし、しめ縄を交換する頻度が低い場合や氏子総代に初めて就任した、神社を譲り受けてまだ日が浅い、そのような場合、どこでしめ縄を購入すればよいか分からないお悩みもあるかもしれません。
次章から詳しく説明します。
しめ縄が購入できる場所は専門店がおすすめ
家庭でのしめ縄やお正月のしめ飾りは、ホームセンターなどの量販店でも購入できますが、神社のしめ縄は設置場所によって大きさやかたちが多様であるため、専門店で購入することをおすすめします。
専門店といっても、わざわざ足を運ぶ必要はなく、電話やメール、FAXで注文することができます。
明治43年創業の折橋商店では、熟練の技術をもつ職人がしめ縄を製作しており、注文や受け取りも簡単にできるのでおすすめです。
しめ縄購入の流れ(折橋商店の場合)
折橋商店のしめ縄は、3ステップで簡単に注文でき、測って、見積もり・注文して、待つだけです。以下で流れを説明します。
取り付け場所の長さを測る
まずはしめ縄を取り付ける場所の長さを測ります。
測り方は取り付ける場所によって異なり、鳥居なら「柱間(芯々)」と呼ばれる、一方の柱の外側からもう一方の柱の内側までの長さや「貫幅(ぬきはば)」と呼ばれる、柱と柱の間に渡されている貫の幅(画像の鳥居では上から2番目の横棒)を測っておくといいでしょう。
拝殿であれば、しめ縄の長さは「柱間(外々)」と呼ばれる、柱の外側から外側までの長さを測ります。
これらのサイズを測って、メモしておきます。鼓胴型や牛蒡型などご希望のしめ縄の種類も決めておきます。規格表もあるので参考になさってください。
電話またはFAXでお問合せ(無料相談のみもOK)
お電話またはFAX(用紙をダウンロード願います)で、お問合せください。ご相談も承りますのでお気軽に。
お見積書に納得いただけたらご注文いただく
お伺いした内容を元にお見積りを作成。できあがった見積書の内容に納得いただければ、その旨をお伝えいただき、ご注文完了となります。
しめ縄の制作とお届け
1ヶ月ほどかけて熟練の職人が真心込めてしめ縄を作り、完成しましたら、取り付けまたはお届けになります。
しめ縄を取り付ける作業は、技も必要な重労働ですので、取り付けサービスを利用される方もいらっしゃいます。
専門店のしめ縄はお値段が高い?
神社のしめ縄は専門店に注文する方がよいのはわかるけれど、気になるのはお値段かもしれません。しめ縄のお値段は、しめ縄の種類や太さ、長さによって異なります。
折橋商店のしめ縄は合成繊維を使用しており、耐久性に優れているため、約30年交換不要なので、長期的に見てお得なのです。
しめ縄は古くから稲わらや大麻が使われていましたので、自然のものではない合成繊維に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、合成繊維といえども、美しい黄金色、稲のみのりを表した色であり、どのような神社にもよく馴染むので、取り付けることで神社がぱっと華やぐでしょう。
まとめ〜しめ縄は専門店にお任せするのが吉〜
神社のしめ縄は専門店で簡単に購入できます。サイズを測り、ご注文するだけで、しめ縄の取り付けまでが完了します。専門店にお任せすれば、熟練の技の光るしめ縄を神社に取り付けることができ、さらに心地よい空間になるでしょう。