コラム
【しめ縄販売】注文から取り付けまでの流れや納期・デザインの選び方
【しめ縄販売】注文から取り付けまでの流れを解説|納期やデザインの選び方もご紹介
しめ縄は神社の鳥居や社殿など、神聖な場に欠かせない存在です。しっかりと設置するためには、単に製品を購入するだけでなく、用途に合わせたサイズや形状の選定が必要になります。また、年末年始を中心とした繁忙期は、注文から納品までの期間が変動しやすく、早めのご相談が欠かせません。
こちらでは、しめ縄を販売する株式会社折橋商店が、計測・相談・お見積りから注文・製作・取り付けに至るまでの具体的な流れをご紹介します。あわせて、しめ縄のデザインや形状の選び方、納期についても解説します。
繁忙期と通常期で異なるしめ縄の納期目安とは
しめ縄の制作は、すべてがあらかじめ用意された既製品ではなく、設置場所や仕様に合わせて一つひとつ丁寧に製作します。そのため、注文の集中する時期とそうでない時期では、納品までに必要な期間が大きく異なることがあります。納期を把握しておくことで、設置のスケジュールに余裕を持った計画が立てやすくなります。
しめ縄の通常期における納期目安
通常期においては、製作から納品までの目安は1ヶ月程度とされています。製作は職人による手作業で進められるため、即納が難しいのがしめ縄の特性です。
この時期は年間を通じて比較的落ち着いているため、細かな仕様の相談や、特注への対応もスムーズに進む傾向があります。特に初めての注文や形状の変更を検討している場合は、通常期のタイミングを選ぶことで丁寧な対応が受けやすくなります。
繁忙期における納期の注意点
しめ縄の制作が最も混み合うのは、夏季(7月~8月)および年末(10月〜11月)です。この期間は全国の神社での張り替え需要が集中し、制作スケジュールが大幅に埋まっていきます。そのため、通常よりも納期が延びるだけでなく、内容によっては注文自体を受け付けられない場合もあるため、早めの手配が必須です。
納品希望日がある場合は、最低でも2ヶ月以上前には仕様を確定し、発注するのが理想です。また、特注仕様の場合はさらに余裕を持ったスケジュールでの相談が望まれます。繁忙期は製作だけでなく、配送や設置対応も立て込むため、細部の調整が難しくなる傾向にあります。
このように、しめ縄の納期は季節や注文状況により大きく変動します。特に繁忙期に備えるには、早期の相談・発注が鍵となります。安定した品質と納品スケジュールを確保するためには、余裕を持った準備と早めの手配が欠かせません。
注文から納品までの流れ
しめ縄の注文は、一般的な既製品の購入とは異なり、設置場所に合わせた寸法や仕様に応じて一つずつ丁寧に製作されるため、事前準備や相談のプロセスが重要です。特に特注をご希望の場合は、相談から納品までの流れを把握しておくことで、スムーズかつ安心してご注文いただけます。
しめ縄のご注文から納品までの基本的な流れ
1.計測
最初のステップとして、取り付け予定の場所の芯々(柱の中心から中心までの幅)を計測しておくと、スムーズに相談・見積もりが進められます。正確な寸法をもとに製作することで、美しい取り付け仕上がりと適切なサイズにつながります。
2.お問い合わせ
計測が完了したら、電話またはFAXにてお問い合わせください。寸法に不安がある場合や仕様に悩んでいる場合も、相談を受け付けています。使用目的や設置場所に応じて、どのようなしめ縄が適しているかを丁寧にご案内いたします。
3.お見積り
ご相談内容をもとに、必要な太さ・長さ・形状を踏まえた最適な商品をご提案し、お見積りを作成いたします。納期や特注の対応範囲も含めて提示し、ご納得いただける条件をすり合わせてまいります。
4.ご注文
お見積り内容に問題がなければ、正式にご注文となります。注文方法は電話・FAX・お問い合わせフォームのいずれにも対応しており、ご不明な点がある場合は注文時にもご相談いただけます。仕様が確定した時点で、製作工程がスタートします。
5.製造
すべてのしめ縄は、熟練の職人が一つひとつ手作業で丁寧に製作します。製造期間はおよそ1ヶ月が目安となりますが、時期や仕様によって変動する場合があります。特注のしめ縄においても、細部まで丁寧に仕上げることを重視しています。
6.お取付けまたは納品
完成後は、職人が現地までお取付けに伺います。設置場所の状態を見ながら、もっとも美しく安定した状態での取り付けを行います。取り付けが不要な場合は、納品のみでの対応も行っております。
このように、しめ縄の注文から納品までには複数の段階があります。こうした流れをあらかじめ知っておくことで、寸法の準備や相談のタイミングに迷うことなく、安心してご注文いただけます。ご希望の納期に合わせるためにも、余裕を持った早めのご相談をおすすめいたします。
用途に応じてデザインを選ぶ
しめ縄は神聖な空間をつくり出す大切な存在であり、そのデザインは設置する目的や場所によって慎重に選びたい要素です。形状や太さといった外観的な違いだけでなく、行事の内容や視覚的効果、施工条件に合わせた選定が求められます。以下では、使用目的や印象効果を踏まえたデザイン選びの考え方をご紹介します。
使用シーン別に考えるデザインの選び方
格式や荘厳さを求める場面
新年を迎える張り替えや、重要な神事の際には、視覚的な存在感と格式が重視されます。このような場面では、太さに重みがあり中央に張りが出る鼓胴型(こどうがた)が適しています。神域の境界を明確にし、訪れる人の意識を引き締める効果が期待できます。
柔らかな印象や軽量性を重視する場面
重量を抑えたい設置環境や、長さに対して太さを控えたい場合には、牛蒡型(ごぼうがた)が適しています。基本の太さは約70mmで、軽量で扱いやすいことから、比較的設置自由度の高い仕様となります。見た目にもすっきりとした印象があり、さまざまなサイズの設置条件に柔軟に対応できる点が特徴です。
一定の太さで扱いやすい仕様が求められる場面
一文字型のしめ縄は、全体の太さが均一に撚られており、長さに対してバランスの取れた形状が特徴です。用途や設置条件に応じて房を別途取り付けることが可能で、必要に応じた調整がしやすい設計です。シンプルな構造により、設置方法や取扱いの自由度が高い点も利点です。
設置環境に応じた調整のポイント
視覚的な比率と納まり
同じデザインでも、設置場所の広さや高さによって見え方は大きく変わります。例えば、鳥居の貫に対してしめ縄が細すぎると物足りない印象を与えますが、7〜8割の太さを意識することで、自然で整った見た目に仕上がります。
周辺との調和や風景との一体感
神社の境内は木々や建築物など、伝統的な意匠と調和する必要があります。そのため、周囲の景観や構造物の色合い・素材感も踏まえて、どのデザインが自然に馴染むかを考慮することが大切です。
このように、しめ縄のデザインは単に形状で選ぶのではなく、「どこに」「どのような目的で」設置するのかによって、ふさわしい選定基準が異なります。用途と環境に合わせてデザインを選ぶことで、場の空気を整え、神聖な空間の印象をより引き立てることができます。
納期・仕様・用途を踏まえた事前準備が重要
しめ縄の製作は、設置場所や使用目的に合わせて一本ずつ丁寧に行われるため、事前の計画が非常に重要です。特に繁忙期は全国からのご注文が集中するため、余裕を持ったご相談・ご発注をお願いしております。通常期であればご注文から納品まで約1ヶ月が目安ですが、特注仕様や大型サイズの場合は、さらにお時間をいただく場合がございます。
ご希望の形状や素材、設置時期などの条件に応じて、適切な仕様をご提案いたします。ご注文後は、すべてのしめ縄を職人が手作業で丁寧に製作し、ご希望に応じて取り付けにも対応いたします。
株式会社折橋商店では、鼓胴型・牛蒡型・一文字型・左縄など、多様なデザインとサイズに対応しており、それぞれの神社の環境や目的に応じた製品をご提供しております。長年の経験を活かし、機能性と美観の両立を追求したしめ縄づくりを行っておりますので、安心してご相談ください。
納期やデザインに関するご不明点、特注対応に関するご要望などがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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