しめ縄の購入方法が分からず、困ったことがある方がいらっしゃるかもしれません。
この記事では神社のしめ縄と神棚のしめ縄、お正月のしめ飾りの購入できる場所をお伝えし、神社のしめ縄の注文方法を3ステップでご紹介しています。
一度納得のいくしめ縄に付け替えてしまえば、交換頻度も少なくなり、神社もより美しい場所に整えることができますよ。
目次
しめ縄が購入できる場所
しめ縄といっても大きく分けて3種類あり、神社の鳥居や拝殿などに取り付けられている大きなもの、ご家庭の神棚に取り付けるしめ縄、お正月のしめ飾りに大別されます。ここでは、それぞれのしめ縄を購入できる場所をご紹介します。
神社のしめ縄が購入できる場所
神社のしめ縄は、鳥居や拝殿、手水舎、御神木、狛犬など、神社のあちこちに取り付けられており、大きさや形、太さもそれぞれ違います。規模も大きく、種類もさまざまなので、神社のしめ縄を購入する際は、しめ縄専門店がおすすめです。
しめ縄の専門店といってもいろいろな形や素材の取り扱いが店によって違います。取り付けたい神社のしめ縄の形は何か、素材は何かなどをチェックし、長さや太さを測ってから注文しましょう。
しめ縄の形としては、鼓胴型、牛蒡型、一文字型、大黒締めなどが代表的で、神社によっても形や太さなどが違います。
また、しめ縄の素材は、稲わら、大麻、合成繊維がおもに使用されており、近年では耐久性があり、交換頻度が下げられる合成繊維のしめ縄にする神社が増えてきています。
これらのことを考慮した上で、取り扱いのあるしめ縄専門店を探してみましょう。
神棚のしめ縄が購入できる場所
ご家庭での神棚のしめ縄はホームセンターでも、お近くの専門店でも求めることができます。インターネットでも購入できるので、お好みの形や価格帯のしめ縄を選んでもよいでしょう。
ただし、もっとも一般的なのが、牛蒡じめですがや北陸地方に多い大黒じめ、東海地方に多いごぼう型の前垂れなど、しめ縄は地域によって形が違いますので、伝統を重んじる場合には注意が必要です。
お正月のしめ飾りが購入できる場所
12月になる頃には、スーパーやホームセンターなど、多くのお店でしめ飾りが購入できます。インターネットでもおしゃれなものやこだわりのものまで、さまざまな素材やデザインのものがみられます。
こちらも地域によって伝統的に見られるしめ縄の形が違うので、インターネットで購入する場合は確認してから購入しましょう。
例えば、伊勢地方のしめ縄はごぼう締めに「蘇民将来子孫家門」や「笑門」の札がついているものが多く、他の地方でも輪飾りや前垂れ、眼鏡型などさまざまな形があり、伝統を重んじる場合は、地元の商店などで購入することをおすすめします。
しめ縄の購入方法の3ステップ
神棚のしめ縄やお正月のしめ飾りは、それほど大きくはないので、購入するイメージが掴めると思いますが、気になるのは、神社の大きなしめ縄でしょう。
ここからは、約30年の耐久性を持つ合成繊維のしめ縄を購入できる折橋商店を例に、しめ縄の購入方法をご説明します。
折橋商店では、自宅にいながら電話かFAX、お問合せフォームにてしめ縄の購入ができます。
ステップ1・しめ縄の形とサイズを決める
まずしめ縄の形を決めます。折橋商店では、鼓胴型、ごぼう型、一文字型から選ぶことができます。
それからしめ縄のサイズを測ります。鳥居に取り付ける場合には「芯々」と呼ばれる、片方の柱の外側からもう片方の柱の内側までの長さを測っておきましょう。拝殿であれば、しめ縄の長さは「柱間(外々)」と呼ばれる、柱の外側から外側までの長さを測ります。
ステップ2・折橋商店にお問合せ
しめ縄の形やサイズが決まったら、電話かFAX、お問合せフォームよりお問合せし、見積もりを作成してもらいます。
お見積もり内容でよければ、注文に進み、購入は完了となります。
ステップ3・完成を待ち、取り付ける
あとは熟練の職人たちがしめ縄を製作しますので、1ヶ月ほどお待ちいただくと、神社までお届けまたは、地域にもよりますが、取り付けサービスも利用できます。
実店舗へ買いに行くのも良いですが、自宅にいながら注文ができ、取り付けや配達までお任せできるのがうれしい点ですね。
折橋商店のしめ縄は約30年の耐久性を持つので、一度取り付けてしまえば、しばらく交換などしなくて済みますし、10年保証もついていますので安心です。
まとめ〜しめ縄は専門店で納得のいくものを購入しましょう〜
しめ縄は神社によって違い、神棚のしめ縄やお正月のしめ飾りも地域によって形が違うなどの特徴があります。地域の専門店やインターネットで納得のいくしめ縄を購入すれば、神社やご自宅が、より整った心地よい空間になるでしょう。