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株式会社折橋商店

神社のしめ縄の飾り方や意味、正月のしめ飾りとの違い、交換方法を解説

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

 

神社のしめ縄はよく見ると、神社によって形や大きさがさまざまですが、飾り方にルールはあるのでしょうか。この記事では、神社のしめ縄の飾り方のルールや意味、正月のしめ飾りとの違い、それぞれの交換や処分の仕方を解説します。

 

 

 

 

神社におけるしめ縄の飾り方

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

神社にあるしめ縄をくぐると、空気が変わったり、神聖な気持ちになった経験はありませんか。しめ縄の飾り方や意味がわかった上で参拝するとより興味深く参拝できるでしょう。

ここではしめ縄の意味と飾り方、その意味をご紹介します。

 

 

 

しめ縄の意味

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

しめ縄は、神様のいる神聖な場所を示し、私たちのいる世界との境界や結界として悪いものを寄せ付けない役割があります。

 

しめ縄を漢字でみると「注連縄」「七五三縄」「標縄」「〆縄」「占縄」といった表記がみられます。そのうち「注連縄」は中国からきたもので、「注連」は死者の出棺後に、家の入口に清めの水を注いだ縄を連ねて張り、死者の霊魂が戻ってこないようにする風習に由来します。

 

「占縄」「〆縄」「標縄」は、神が占有する場所や聖域を示す意味があり、「七五三縄」は、しめ縄の太い縄からしめの子と呼ばれる藁を7本、5本、3本と垂らすこと、または陰陽道の考え方から753は陽数で、神聖な場所に陰の気が入らないようにする意味がありました。

 

 

しめ縄の飾り方の一般的なルール

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

しめ縄の飾り方にも意味があり、神社や地域によりますが、ルールやしきたりに従って飾られています。

 

しめ縄は縄を撚り合わせて作ります。縄を撚り合わせることを縄を「綯う(なう)」と言い、はじまりを綯い始め、終わりを綯い終わりといいます。

 

しめ縄は一般的には「綯い始め」を向かって右に向けて飾ります。これは神様から見ると左にあたり、神道では左が上位、右が下位という考えからきています。

なぜ、左が上かというと、陰陽道で左を陽、右を陰とすることや、「天子南面」といって北を背にして天皇が南をむくと、日が昇る方向が左、沈む方向が右になるという考え方があるためです。

 

ただ例外もあり、島根県出雲大社や愛媛県の大山祇神社など、逆向きにしめ縄がつけられている神社もあるのです。

 

 

しめ縄と正月のしめ飾りの違い

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_小さいしめ縄_

 

 

お正月に玄関先に飾られるしめ飾りは、神社でみられるしめ縄や神棚のしめ縄が派生し、縁起物の飾りをつけたものです。

 

しめ飾りは歳神様をお迎えする目印として、玄関先に飾られます。

歳神様とは、お正月に各家にやってきて、幸せや豊作を運んでくれる神様のことです。

歳神様は、穀物や豊作の神、山の神や田の神であるご先祖様、毎年決まった時期に人間界に降りてくる来訪神といった要素が混ざり合ってできた神様といわれています。

 

しめ飾りは12月13日からはじまる正月事始め以降で、家の中が綺麗になり、歳神様をお迎えする準備が整った段階で飾られます。

現在ではクリスマスの終わった12月26日以降に飾る家が多く、縁起が悪いという理由で、29日と31日は避けた方がよいと言われています。

 

 

 

しめ縄の交換や処分

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

神社のしめ縄は飾っているうちに経年劣化することが否めません。またお正月飾りは基本的にお正月が終われば片付けます。ここでは、神社のしめ縄の交換やお正月飾りの処分について詳しく紹介します。

 

 

神社のしめ縄の交換方法

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

神社のしめ縄は多くの場合、年末や例祭の前などに交換されます。新しいしめ縄で年始や例祭、例大祭を迎えるためです。

しめ縄は古くから氏子が集まって作り、奉納していましたが、現在では少子化や氏子の後継者不足などのため、長年交換が不要な合成繊維のしめ縄に交換する神社も増えてきました。

 

折橋商店の合成繊維のしめ縄は、高密度の合成繊維を使用しているため、黄金色のしめ縄が30年持つことが特長です。

 

 

お正月飾りの処分方法や時期

 

鳥居_神社

 

 

お正月飾りは1年中しめ飾りを飾る伊勢地方などは例外として、松の内が終われば片付けます。松の内とは、お正月の松飾りを置く期間のことを指し、一般的には1月7日まで、関西地方などでは15日までとされており、地域によって異なります。

松は、冬でも枯れることがないため生命力の象徴とされ、「祀る(まつる)」という言葉にかけて神様が宿る縁起のいい植物だと言われてきました。

 

松の内が終わったら、お正月飾りは取り外し、地域または神社のどんど焼きでお焚き上げしてもらいましょう。どんど焼きでお焚き上げすることで、煙とともに歳神様をお見送りします。

 

どんど焼きは地域によっては行わないところもありますので、その際には神社に問い合わせをした上でお焚き上げしていただけるものを「古札納所」に納めるか、一般のゴミと一緒に処分する方法があります。

 

                                        

まとめ〜飾り方の決まりを知ればより深くしめ縄が楽しめる〜

 

しめ縄_神社_紙垂_鳥居_

 

 

さまざまな種類や形があるしめ縄やお正月のしめ飾りにも飾り方の基本やルールがあり、意味があります。神社のしめ縄やお正月のしめ飾りの意味、飾り方を知って、より深くしめ縄を楽しみましょう。

 

 

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