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宮地嶽神社のしめ縄は日本一大きい⁉︎出雲大社との比較・宮地嶽神社の魅力をご紹介

神社_しめ縄_参拝_大きいしめ縄_

 

 

福岡県福津市にある宮地嶽神社には巨大なしめ縄があり、日本一と言われています。しかし、大きさとしては出雲大社のしめ縄の方が大きいのです。

なぜ宮地嶽神社のしめ縄が日本一なのか、出雲大社と比較し検証。さらに宮地嶽神社の魅力を併せてご紹介します。

 

 

 

宮地嶽神社のしめ縄はなぜ日本一なのか

 

 

神社_しめ縄_参拝_大きいしめ縄_

 

 

宮地嶽神社のしめ縄は日本一と言われており、その大きさからしめ縄を見ようと参拝される方も多くいます。なぜ日本一とよばれるのでしょうか。

 

 

宮地嶽神社のしめ縄と出雲大社のしめ縄

 

 

 

 

まず、宮地嶽神社のしめ縄は、直径2.6m、長さ11m、重さ3トン。

 

島根県にある出雲大社総本社には2つの大しめ縄があり、拝殿のしめ縄は、長さ6.5m、重さ1t。それより大きい神楽殿のしめ縄は、長さ13.6m、重さ5.2tです。

 

そんな総本社よりも大きいのが茨城県にある出雲大社の分社、常陸国出雲大社の大しめ縄です。こちらは長さ16.0m、重さ6.0tですので、大きさでは、総本社のしめ縄や宮地嶽神社のしめ縄よりも大きいことがわかります。

 

ではなぜ日本一といわれるのかというと、出雲大社は4〜8年に一度しめ縄の掛け替えが行われるのに対し、宮地嶽神社では、毎年掛け替えているため、「毎年掛け替えられる巨大しめ縄」では日本一といえるでしょう。

 

 

宮地嶽神社のしめ縄ができるまで

 

米_しめ縄_藁

 

 

宮地嶽神社のしめ縄はどうやって作られているのでしょうか。

しめ縄は境内の「古代田(いにしえでん)」と呼ばれる、約2反の御神田で育てた稲を使用します。  

 

その稲わらで2本の縄を綯い、拝殿前で撚り合わせて大しめ縄にします。

それも氏子250人の人力で2本の縄を撚り合わせるのです。

 

クレーンを使って片方を持ち上げ、撚り合わせることもありますが、いずれにせよ、もう片方の縄は人力で動かさなければならず、人々の息を合わせて力をこめる作業なのです。

 

最後は重機で持ち上げて拝殿に取り付け、〆の子を付けて完成となります。

稲を育てることからはじまる、大しめ縄作りは、掛け替えまでにのべ1500人の方の奉仕から成り立っている特別な神事なのですね。

 

この大しめ縄を撚り合わせる日は、「大注連縄祭(おおしめまつり)」として、1952年から毎年12月に行われています。参拝者は祈願書を書き、しめ縄のなかに編み込んでもらうことができるのです。

 

迫力が伝わるしめ縄撚り合わせの映像はこちら

宮地嶽神社 しめ縄作り 

 

 

宮地嶽神社の3つの日本一

 

神社_しめ縄_置き物_参拝

 

 

一つ目は、しめ縄ですが、二つ目の日本一は、大太鼓です。大太鼓は直径が2.2mあり、全て国内より調達した材料で製作されている点が特徴です。

 

胴部分は檜を使用し、表面に漆を幾重にも重ねてあり、面の部分には国産和牛の皮が張られています。1月1日午前0時に打ち鳴らされるその音は、境内から数キロ離れたところにも響き渡るといいます。

 

3つ目は、大鈴です。

重さ450kgの銅製の大鈴は、昭和35年までしめ縄と共に拝殿に飾られていましたが、その重さのため鈴堂を建立し、現在では大太鼓と共に奉安されています。

 

宮地嶽神社の御由緒・御祭神

 

神社_鳥居_参拝_お参り

 

 

 

主祭神は「息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)」、すなわち神功皇后で、随従の「勝村大神」と「勝頼大神」を併せ「宮地嶽三柱大神」として祀られています。

 

この三柱の神様は、どのような願いも叶う、何事にも打ち勝つ開運の神、商売の神として多くの信仰を集めています。

 

さらに、宮地嶽神社には「奥之宮八社」もあり、一社一社をお参りすれば願いが叶うそうですよ。

 

 

宮地嶽神社のみどころ

 

夕日_神社_鳥居_

 

 

大しめ縄以外にも宮地嶽神社には、見どころがたくさんあります。年に2回の絶景・光の道

嵐が出演するJALのCMが撮影され、話題にもなったのが「光の道」。

光の道とは、海(宮地浜)へ向かってまっすぐ参道がのび、一直線上に夕陽が沈む美しい瞬間のことで、1年のうち10月と2月に見ることができます。

 

 

 

四季折々の花

 

神社_花_春_

 

 

宮地嶽神社の境内は広く、四季折々の花が咲き、参拝者の目を楽しませてくれます。

1〜3月に花が咲く「開運桜」は、その年の一番に花を咲かせます。桜のラインナップは数多く、寒緋桜、吉野桜、八重桜など約2000本が時期をずらして咲き乱れ、多くの参拝者が訪れるそうです。

 

また、5月末〜6月初旬に見頃を迎えるのが、100種10万株の江戸菖蒲で、毎年この時期になると「菖蒲祭り」が開かれ、多くの参拝者で賑わいます。

この他にも、牡丹、ほうき桃、つつじ、藤、紫陽花の花々や秋には紅葉も楽しめる場所

でもあるのです。

 

黄金が際立つ古墳と副葬品

 

古墳と副葬品_神社_

 

 

 

宮地嶽中腹には、6世紀末頃の横穴式石室をもつ宮地嶽古墳があり、石室開口部には不動神社の拝殿があります。

 

相之島の玄武岩を切り取った巨石が積み重ねられた石室は、全長23m、高さ5m、幅5m。

豪華な副葬品が発見されており、太刀、刀装具、馬具類、瑠璃壺、瑠璃玉、ガラス板など、300点に及びます。そのうち20点が国宝に指定されています。

ちなみに、黄金を使った品々が多いため、遷座80年の年に宮地嶽神社の本殿は黄金の屋根になりました。

 

 

まとめ〜宮地嶽神社は巨大しめ縄に加えて多くの魅力がある〜

 

夕日_神社_鳥居_風景

 

 

毎年掛け替えられる大しめ縄をはじめ、太鼓や大鈴、光の道、古墳など多くの見どころがある宮地嶽神社。

大しめ縄の撚り合わせの際には、大しめ祭が開かれ参拝者の祈願書を編み込んでくださるなど、人々に親しまれている神社でもあります。

福岡に行かれる際には、立ち寄ってみたいですね。

 

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