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辰年にまつわる神社へお参りしよう|日本全国の龍信仰のルーツやご利益をご紹介

辰年_龍_神社_参拝

龍は天に昇るイメージから、成功と発展の象徴であり、仕事運や金運、勝負運、目標達成などのご利益があるといわれています。

次の辰年は2035年ですが、ご自分の干支が辰でなくとも、龍神様に参拝することは全く問題ありませんので、ぜひ龍信仰のルーツを知り、神社に参拝してみてください。

 

 

 

 

辰年はどんな干支?

 

 

辰年_神社_置物_参拝

 

辰は、十二支のなかで最も縁起のよい干支とされています。辰年は万物が振動し、活力が高まり、大きく成長してととのう年だそう。

龍神は水の神であり、水は五穀豊穣に関わることから、金運や仕事運の上昇をイメージ。 

また、寺院の天井などでよく見る「昇り龍」は古くから縁起がいいとされ、開運や金運アップなどのあらゆる運気上昇に結びつくとされています。

 

龍は神社でよく見るモチーフ

 

辰年_神社_参拝_手水舎

 

 

普段あまり意識しないかもしれませんが、「龍」が存在する神社は日本全国に多くあります。さまざまな神社で、手水舎の水が出る場所が龍の形をしていたり、火災よけとして社殿を飾る彫刻や装飾として描かれていたり、神輿の装飾にもなっていたりと、龍の姿を見ることができるのです。

 

そもそも辰=龍とは一体何なのか?

十二支のなかで唯一の空想上の動物である龍。そもそも龍とはどのような存在なのでしょうか。

 

龍の外観

 

辰年_神社_参拝_如意宝珠

 

龍の姿は大蛇にもワニにも似ていますが、背に81枚の鱗、四足に5本の指、頭に2本の角、口には長いひげがあるといわれています。

あごの下に逆さに生えた鱗をさわってしまうと、怒って触れた人を殺すという言い伝えから「逆鱗に触れる」という言葉も生まれたそう。

また、龍が持つ玉(ドラゴンボール)は「如意宝珠」と呼ばれ、あらゆる願いを叶える力があると言われています。

 

日本での龍信仰

 

辰年_神社_日本の龍信仰

 

 

龍神は古代中国の空想上の霊獣と日本の水神の蛇信仰が集合して生まれたものといわれています。

 

龍が日本に伝わったのは、弥生時代ころ。中国から現在の龍のモチーフがもたらされ、弥生土器に龍のような図案がみられる例があります。

古墳時代には古墳で発見された銅鏡に龍のモチーフが見られたり、高松塚古墳の壁画に「青龍」が描かれているように、古墳の壁画でも見られるようになりました。

 

龍と水の関係

 

辰年_神社_水_龍と水の関係

 

 

龍は蛇ににているため、水神として信仰されてきました。

龍神は、水中や地中に住み、水源を守り、空から雨を降らせ、雷を落とし、嵐を呼ぶという力があると伝えられてきました。古くから日本では、川や池、沼などには主がいると考えられていたため、竜神が棲むとされる沼や淵で雨乞いが行われた記録や伝承が日本各地に残っています。

 

やがて、龍神は雨を降らすため、稲作の豊穣神や天候を司る神として、さらに水の神であることから、漁業の神様、海神としても畏怖されてきました。

 

龍にまつわる神社5選

ここでは、龍神信仰にまつわる日本全国の神社をご紹介します。

 

九頭龍神社(神奈川県箱根町)

 

辰年_神社_九頭龍神社

 

 

箱根神社の境内にある九頭龍神社。祭神は「九頭龍大神」で、かつては人々を困らせる龍であったが、高僧の祈祷により、芦ノ湖を守る龍神となったと伝えられています。

 

九頭龍神社の本宮は、「箱根九頭龍の森」のなかにあり、やや遠いため、参拝船が発着する毎月13日の月次祭では多くの人が参拝するそうです。

 

勢多橋龍宮秀郷社(滋賀県大津市)

 

辰年_神社_勢多橋龍宮秀郷社

 

 

日本最大の湖である琵琶湖にも、古くから龍神が棲むと伝えられてきました。

琵琶湖の湖尻、瀬田川に架かる瀬田(勢多)の唐橋の下に龍宮があったと伝えられており、ここに棲む龍神は、近くの山に棲む大ムカデに苦しめられており、通りすがりの武士に退治を頼んだところ、見事退治しました。この武士が藤原秀郷だったという伝説があります。

 

この藤原秀郷と龍神を合祀したのが、橋のたもとにある「勢多橋龍宮秀郷社」で、伝説のように、勝負運でのご利益が高いといわれています。

 

室生龍穴神社(奈良県宇陀市)

 

辰年_神社_室生龍穴神社

 

 

奈良県の室生寺の近くにある山の中には、龍のすみかだとされる「龍穴」が点在するといわれており、かつては朝廷が使者を派遣して、雨乞いの祈祷がなされたといわれています。

 

龍穴のなかのひとつ「吉祥龍穴」に棲む龍神は、室生寺の守護神だと言われています。

 

十和田神社(青森県十和田市)

 

辰年_神社_十和田神社

 

 

青森県と秋田県の県境にある十和田湖。十和田湖に突き出した半島の付け根にある十和田神社は、明治の神仏分離までは、東北地方に色濃く残る水神信仰の象徴であったといわれています。

十和田山青龍大権現が現在も、奥の院に祀られています。

 

龍蛇神社(長崎県壱岐市)

 

辰年_神社_龍蛇神社

 

 

海を見下ろす竜神崎と呼ばれる場所に立つ神社で、明治28(1895)年に、出雲神社より龍蛇神を勧請したといわれています。

 

まとめ〜龍信仰のルーツを知り、神社へ参拝しよう〜

 

辰年_神社_龍信仰のルーツ

 

 

日本における龍信仰はインドや中国をルーツとした龍信仰と、日本にもともとあった蛇信仰などが合わさって生まれました。龍は水を司る神として、全国各地に伝承が残っています。手水舎や神社の装飾のモチーフや寺の天井画などでも見られますので、龍にまつわる神社への参拝や、寺社での龍探し、ご利益を求めての参拝なども楽しんでみてはいかがでしょうか。

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