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神社での厄祓いの方法は?厄年の意味や厄祓いの時期、服装などを解説

神社_厄祓い_方法_時期_服装_解説

厄年は「人生の節目」と言われますが、厄祓いの作法や準備は意外と知られていません。本記事では、神社の厄祓いを安心して受けるために必要な知識を、分かりやすくまとめました。厄祓いを通して、人生の転機を前向きに乗り越えるヒントをお届けします。

 

 

厄祓いとは?意味と起源

 

厄払い_意味_起源

 

厄祓いとは、災難や不幸が訪れるとされる「厄年」に、神様のご加護をいただき、災厄を避けるための神事です。その意味や起源を知ることで、より意義深い参拝になるでしょう。

 

陰陽道と平安貴族の「年祝い」がルーツ

 

厄年の考え方は、古代中国から伝わった陰陽道(おんみょうどう)にルーツがあります。また、平安時代には特定の年齢になったことを祝い、健康や長寿を願う「年祝い」という風習がありました。厄祓いは、これらの考え方が融合し、長い歴史の中で形作られてきたものとい考えられています。

 

厄祓いと厄除けの違い

厄祓いと厄除けは似ていますが、少し意味合いが異なります。厄祓いは、すでに身についているかもしれない災厄や穢れ(けがれ)を「祓い清める」こと。一方、厄除けは、これから降りかかるかもしれない災厄を「除けてもらい、守護していただく」ことだといわれています。

 

厄祓いは必要?

 

厄祓いは必要?と疑問に思う方も多いかもしれません。しかし、古くから受け継がれてきた物事にはそれなりに理由があるもの。厄年は、体調を崩しやすかったり、大きな変化が訪れやすかったりする時期とも重なることが多いのです。厄祓いを受けることで、気持ちを新たに引き締め、自身の健康や日々の過ごし方について意識を向ける良い機会となるでしょう。

 

 

厄祓いのタイミング

 

厄払い_タイミング_

 

厄祓いにも適した時期があります。ここでは、厄年の数え方とタイミングをお伝えします。

 

厄年と数え方

 

厄年は、一般的に数え年で計算します。数え年とは、生まれた時点を1歳とし、以降元旦を迎えるごとに1歳加算する年齢の数え方です。厄年は男女で異なり、それぞれ本厄(最も注意すべき年)とその前後の前厄・後厄があります。

ちなみに2025年の本厄は、男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳です。前厄は1歳前の年齢、後厄は1歳後の年齢になります。

 

厄祓いの時期は節分前後

 

厄払い_節分_時期_前後

 

厄祓いは、一般的に旧暦の新年である節分(2月3日頃)までに行うのが良いとされています。これは、節分を境に一年の運気が切り替わると考えられているためです。しかし、都合が合わない場合でも、年間を通して厄祓いを受け付けている神社がほとんどです。大切なのは、「厄年に入ったらできるだけ早く」という気持ちで臨むことです。節分を過ぎてしまっても、ご自身の都合の良い時に安心して参拝しましょう。

神社によっては事前予約が必要な場合もありますので、確認してから行くようにしましょう。

 

参拝当日の流れと服装・初穂料

 

厄払い_お布施_初穂料

 

ここからは、厄祓い当日の流れや服装、初穂料について詳しく解説します。

厄祓い当日は、神社に到着したら、手水舎で身を清めてから受付。それから通常の参拝をした後で神職による厄祓いの儀式(祓詞・祝詞奏上、お祓い)がはじまります。お祓いや玉串奉奠が終わると、お札やお守りを授与され終了となります。

 

厄祓いの服装マナー

 

厄祓いは神聖な神事であるため、清潔感があり、失礼のない服装で臨みましょう。
男性は、ダークカラーのスーツ、女性は、ワンピースやアンサンブル、スーツなどが良いと言われています。また、お子さんが一緒の場合もきれいめな服装が適しています。

 

初穂料の相場

 

初穂料は、神様へお供えする金銭のことです。厄祓いの初穂料は、一般的に5,000円〜10,000円が相場です。神社によっては金額が定められている場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。

初穂料は、のし袋に入れてお渡ししますが、書き方にも作法があります。一般的な書き方をご紹介すると、表書きは上段に「初穂料」、「御初穂料」、「玉串料」などと書きます。下段には厄祓いを受ける方の氏名をフルネームで書きます。水引きは、蝶結びの水引で、紅白の色を選びます。お札は新札を用意し、肖像画が表側になるように入れます。

 

厄祓い後のお札・お守りの扱い方

 

厄払い_後_お札_お守り_扱い方

 

厄祓いの際にいただいたお札やお守りの扱い方をご紹介します。

 

お札は神棚にまつるのが理想

 

授かったお札は、神様からのご加護が宿るとされています。神棚がある場合は神棚にお祀りするのが理想的です。神棚がない場合は、タンスや棚の上など目線よりも高い位置で、清潔で明るく、静かな場所に祀りましょう。

 

お守りは大事に持ち歩こう

 

お守りは、日常的に身につけることで、神様のご加護を常に感じられるものです。財布、カバン、車の中など、ご自身のライフスタイルに合わせて大切に持ち歩きましょう。

 

1年過ぎたらお礼参り

 

授かったお札やお守りは、一年が過ぎたら「お礼参り」として神社に返納するのが一般的です。厄祓いを受けた翌年、改めて神社へ参拝し、無事に一年を過ごせたことへの感謝を伝えます。古いお札やお守りは、神社に設けられた古札納め所に納めましょう。遠方で直接参拝が難しい場合は、郵送での返納を受け付けている神社もあります。

 

 

まとめ|厄年は自分を見つめ直す良い機会

 

厄年_自分_機会

 

厄祓いは「災いを遠ざける儀式」であると同時に、ご自身を見つめ直す良い機会です。正しいタイミングと準備、そして心を込めた参拝を通じて、一年を穏やかにスタートさせましょう。しめ縄もまた、古くから神聖な場所を示し、邪気を祓う役割を担ってきました。厄祓いをきっかけに、日本の伝統文化や神社の持つ意味に、より深く触れてみてはいかがでしょうか。

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