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新年を迎える縁起物|神社と家庭で楽しむ干支飾りとその魅力

新年_縁起物_干支飾り

新しい年を迎えるにあたり、私たちは様々な準備を始めます。その中でも、来たる年の福を招き、無病息災を願う「干支飾り」は親しみやすい動物であり、人気があります。

神社では干支をモチーフにした縁起物を飾ったり、授与することで、新年の参拝者を出迎えます。一方、家庭においても干支飾りを飾ることで、歳神様を迎え、良い一年を願う大切な意味合いがあります。本記事では、神社で見られる干支飾りの種類や意味、家庭での飾り方をご紹介します。新しい年をより豊かに彩るために、干支飾りの世界を覗いてみましょう。

 

 

 

 

干支とは?

 

干支_意味

 

干支とは、中国古代の暦を起源とする、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせをいいます。十干十二支の組み合わせの違いにより、60年を1周としてカウントしていました。日本に伝わったのは5世紀頃といわれており、その後、庶民にも親しみやすいように、「子→ねずみ」「丑→うし」のように、動物の名前やイメージが使われるようになったのです。

 

神社の干支飾りの種類

ここでは、神社にて授与されている干支をモチーフにしたものをご紹介します。

 

置物

 

神社_干支飾り_置物

 

十二支の動物をかたどった縁起物。神社では紅白のものからカラフルなものまで、多様な干支の置物を求めることができます。置物であったり、土鈴であったりしますが、可愛いものが多く人気があります。その年の干支の置物を飾ることで、家内安全や開運招福の御利益があるとされています。

 

絵馬

 

神社_干支飾り_絵馬

 

神社では、その年の干支にちなみ、境内には大きな絵馬を掲げ、参拝者には願い事を書いた絵馬を奉納するスペースがあるところが多いです。絵馬はそもそも祈願するときや願いが叶ったお礼として神社に奉納するものです。絵馬の由来としては、古代において神事に生きた馬が奉納されていたことから。生きた馬を毎回奉納することが簡略化し、土や木で作った馬の形のものを奉納するようにと変化して、いまの形になっているといわれています。

 

お守りや御朱印、破魔矢などの授与品

 

神社_干支飾り_授与品

 

その年の干支をモチーフにしたお守りや御朱印などの授与品も人気があります。とくに、干支をモチーフにしたお守りは1年の運気が上がったり、願いが叶うともいわれています。また、限定の御朱印を求めに神社を訪れる人も多く、干支のデザインの御朱印帳も人気です。

干支モチーフがついた破魔矢もあり、自宅に持ち帰って、破魔矢の先を鬼門に向けると厄除けになるといいます。

 

巨大な干支飾りで有名な神社

新年の参拝者を迎えるために、巨大な干支飾りを制作・展示する神社が全国にいくつかあります。ここでは、迫力ある干支飾りが見られる、特に有名な神社をご紹介します。

 

大宮神社(香川県まんのう町)

 

30年前から干支のオブジェを制作していることで有名な大宮神社。毎年初詣の参拝者を迎えるために地元の有志らが制作しています。2025年の干支の蛇にちなんだ飾りは、竹でつくった骨組みに麻布を巻いたものに、竹の輪切りをうろこに見立てた白蛇です。全長20mにも及ぶ大きさは、多くの参拝者を楽しませました。

 

加茂神社(兵庫県姫路市)

 

干支飾り_神社_加茂神社

 

初詣の参拝者を迎えるために、巨大な来年の干支の飾りを参道入口に設置しているという加茂神社。地元の子どもたちが収穫した稲穂が使われるなど、地域で作り上げるお正月の風物詩となっています。

 

辰水神社(三重県津市)

 

干支飾り_神社_辰水神社

 

昭和61年から続いているジャンボ干支が名物の辰水神社。現在は地元のボランティアグループが制作し、12月29日〜2月11日ころまで、「干支潜門」として奉納されています。干支の下をくぐり抜けることで、家庭円満、万民和楽、五穀豊穣が祈念されるといわれています。

 

干支飾りを飾る意味

 

干支飾りは、福を招き、無病息災や厄除け祈願の意味があるとされています。また、歳神様をお迎えするともいわれ、飾ることで来年もいい年になることを願うものです。

 

干支の置物そのものは、存在としてはお守りに近い意味合いを持ち、「家内安全」などの目に見えない願いを、目に見える形にして、常に目につく場所に置いておく意味もあるのです。

 

家庭における干支飾り

 

家庭_干支飾り

 

神社で授与される干支飾りに加えて、近年では、さまざまなデザインの干支飾りが市販されており、家庭で手軽に飾ることができます。

干支飾りは、しめ飾りや鏡餅などと違い、お正月が終わっても片付ける必要はなく、1年中飾っておいても問題ありません。大切に保管し、12年後にまた飾ることも良いとされています。

飾り場所は、神棚があれば神棚に飾るのが最適ですが、現代の住宅事情に合わせて、運気を呼び込むとされる玄関や、家族が集まるリビングなどに飾るのも良いでしょう。

 

まとめ|干支飾りを見て、飾って楽しもう

 

干支飾り_楽しみ方

 

干支飾りは、新年の始まりに福を招き、一年の無病息災を願う風習です。神社で授与される干支飾りは、それぞれの神社や地域ならではの特色がありますし、巨大な干支飾りを鑑賞するために神社を訪れるのも、新年の楽しみの一つとなるでしょう。
また、家庭で飾る干支飾りは、一年を通して私たちを見守り、幸運を運んでくれる存在です。飾る場所やデザインにこだわりながら、新しい年を迎える準備として、ぜひお気に入りの干支飾りを探してみてはいかがでしょうか。干支飾りを通して、日本の伝統文化に触れ、豊かな一年を迎えましょう。

 

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